
FX初心者 「これから勉強したいからFXの本を探してるけど、どの本がいいんだろう?どのサイトでもたくさん本がありすぎて選べない…。そもそもFXで稼ぐにはどんなスキルを身につければいいのかな?」
今回はこういった疑問に答えます。
この記事を読むと以下のことがわかります。
・本を読む順番
・本を読んで身に付くスキル
・本のトレードスタイル別おすすめFX業者
・リスク管理
・メンタル
初心者におすすめのFX本5選
一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版
羊飼いのFXブログを運営している羊飼いさんと、ダイアモンド社がコラボして作ったFX入門書の決定版です。
FXについて何も知らない。FXの説明を聞いても用語が難しくて、何言っているのかわからない。そんな状態ならまずはこの本を読むところから始めてみましょう。
FXの仕組みや用語がイラストをたくさん使いながらわかりやすく解説されています。この本なら、スムーズに内容が頭に入ってくるので、はじめの一歩で挫折してしまうようなことはありません。
また、FXのいいところだけでなくリスクについてもしっかり述べられている点もGOOD。
先物市場のテクニカル分析
二冊目に読むべきなのが「先物市場のテクニカル分析」。Amazonレビューでも4.5の高評価を獲得している、テクニカル分析のバイブルです。
テクニカル分析とは、過去のチャートや出来高から今後の値動きを予想する分析手法。FXトレーダーに必須のスキルとなります。テクニカル分析をしないでお金を稼いでいるFXトレーダーなどいないと言っても過言ではありません。
本のタイトルでは先物市場となっていますが、この本で学べるテクニカル分析のやり方は外国為替・株式・仮想通貨など、あらゆる市場で使えます。一度身につけてしまえば分野を問わずに使えるのがテクニカル分析の強みです。
この本を読むときには、同時進行で実際にトレードしてみることをおすすめします。この本を読んでいるだけでは稼げるようにはなりません。自分の目でチャートを見て、実際に手を動かしトレードをして、初めてFXのスキルが上達します。
もし、少しでも早くFXで稼げるようになりたいと思っているなら、お金を失うリスクのない未入金ボーナスでもいいのでこの本を読みながら取引を開始するのがいいでしょう。
自分のマインドを自在に操る超投資法
著者はYouTube配信もしている投資家メンタリストsaiさん。
この本では、主にトレードをする上でのメンタルと勉強法について学ぶことができます。まさに、FX初心者におすすめの本になります。
実際にトレードをしながらこの本を読むことで、典型的なやってはいけないトレードや自分の中の間違った思考に気づきがあるはずです。もちろん、この本も読むだけではまったく意味がありません。トレードの実体験があってこそ、本の知識が生かされます。
また、第4章の最後で書かれている3つのポンド円トレード手法は必見。ここのパートだけでもこの本を買う価値があるくらいです(笑)。
書籍の中に出てくるポンド円の手法はすべてデイトレードを前提としています。実践するときには以下の記事で紹介されているデイトレード向けの海外FX業者を使うのが一番相性がいいですよ。
ガチ速FX
トレーダー集団”Fxism”の主宰者である及川圭哉さんの著書「ガチ速FX」では、通貨ペアの相関関係と取引時間帯を意識したスキャルピングの取引手法が解説されています。
エントリーの根拠から利確の目安までとても具体的に解説されているので、本書の内容は初心者でもマネしやすいといえます。FXを始めたばかりのときに抽象的な戦略ばかり語られていても困りますからね。
これまで紹介した書籍とは違い、この本では短期間でお金を稼ぐ方法が解説されています。ゆっくりコツコツと稼ぐのもいいですが、せっかくFXをやるならチャンスを利用して一気に利益を上げる方法も知りたいですよね。もちろん、リスクを限定するための損切り方法もとても詳しく説明されています。ちなみに及川圭哉さんは一回に60lotも取引するそうです(笑)。
及川圭哉さんはYouTubeでリアルトレードの配信をしているので、動画を見れば、本書で解説されている手法の実践方法がより深く理解できますよ。
ガチ速FXで紹介されている手法は、エントリーしてから20分以内に利益確定をするスキャルピング手法になります。スプレッドの広いFX業者で本書の手法を実践しているトレーダーも見かけますが、それでは手数料負けして絶対に勝てません。
及川式の手法ではスプレッドと約定力が命になりますので、下の記事にあるようなスキャルピング向きの口座でトレードするようにしましょう。
武器としてのFX
5冊目にFX初心者におすすめする書籍は「武器としてのFX」。著者は、「人生が変わる1分間の深イイ話」に出演して有名になった田畑昇人さん。
チャラい見た目に反して、本の内容はとても硬派で非常に有益です。ペンさんは田畑さんのチャラいイメージが先行して彼のトレード本は長い間読まないでいたのですが、初めて読んだときは衝撃を受けると同時に、「なぜもっと早く読まなかったのか」と後悔しました(笑)。
この本一番のポイントはなんと言っても第3章のオープンオーダー、オープンポジションを利用したトレード。オープンポジションとオープンオーダーを見れば、他のトレーダーが今含み益なのか含み損なのか、あるいはどのレートで損切り設定をしているのかが一目瞭然になります。これらがわかっていれば、かなり有利に取引ができますよね。
また、市場のボラティリティを表すVIX指数とファンダメンタルズを利用して、稼ぎやすい旬の通貨を見つける方法などが解説されています。旬の通貨でトレードすれば簡単に一度で大きな利益を上げることが可能になります。トレードの勝率も随分上がるので、こちらも必見です。
他の本に比べて若干内容が難しいかもしれませんが、ここまで紹介してきた本を順番に読みながら、実際にトレードをしてきた人ならまったく問題なく内容を理解することができるはずです。
本書のトレードスタイルはデイトレード〜スイングトレード。比較的取引期間が長い戦略が多いので、デイトレードもしくはスイングトレード用の口座をまだ開設していない方は、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
以上が初心者におすすめのFX本5選になります。できるだけ分厚くて途中で読むのが嫌になってしまわないような本を選んだつもりです。それと高くない本を選びました(笑)。トレード本は5,000円以上するものが多く、1万円を超えるものもザラにありますからね。
今回紹介した本はほとんどが安価かつコンパクトな、エッセンスが詰まった良本です。まずはこれらをしっかり何度も読み返して、トレードをする中で実力をあげていきましょう。
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